ニコンが大幅5日続伸、ミラーレスカメラ需給逼迫で22年3月期業績予想を上方修正
ニコン<7731>が大幅高で5日続伸している。3日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を5350億円から5500億円(前期比21.9%増)へ、営業利益を340億円から470億円(前期562億4100万円の赤字)へ、最終利益を290億円から390億円(同344億9700万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。
ミラーレスの新製品を含むカメラ・レンズの需給が想定以上に逼迫していることや、FPD・半導体露光装置ともに装置保守などのサービス関連事業が堅調なことが牽引役となる。また、生物顕微鏡や網膜画像診断機器の販売台数が予想を上回る見込みであることや、活況な半導体市場を背景にEUV関連コンポーネントや光学部品などが想定以上に伸長する見通しであることも寄与する。
第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高4063億4500万円(前年同期比24.5%増)、営業利益469億5100万円(前年同期367億6200万円の赤字)、最終利益390億7300万円(同234億3400万円の赤字)だった。
出所:MINKABU PRESS
ミラーレスの新製品を含むカメラ・レンズの需給が想定以上に逼迫していることや、FPD・半導体露光装置ともに装置保守などのサービス関連事業が堅調なことが牽引役となる。また、生物顕微鏡や網膜画像診断機器の販売台数が予想を上回る見込みであることや、活況な半導体市場を背景にEUV関連コンポーネントや光学部品などが想定以上に伸長する見通しであることも寄与する。
第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高4063億4500万円(前年同期比24.5%増)、営業利益469億5100万円(前年同期367億6200万円の赤字)、最終利益390億7300万円(同234億3400万円の赤字)だった。
出所:MINKABU PRESS