海運株が買い直される、割安顕著で前日時点の商船三井の配当利回りは10%超え
日本郵船<9101>が3日ぶり急反発、一時400円高の8440円に買われたほか、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>など大手海運株が揃って上昇、業種別騰落率でも「海運」は4%を超える上昇をみせ東証1部33業種中で群を抜くトップとなっている。前日の米国株市場ではFOMC通過を受けハイテク株を中心にリスク選好ムード一色となった。キャタピラー<CAT>やアルコア<AA>など景気敏感株の一角にも買いが向かっており、東京市場でもこれを受けてグローバル物流に業績が左右されやすい海運株に改めて物色の矛先が向かった。大手海運はPERの低さと配当利回りの高さが際立っており、割安感が極めて強い。商船三井の配当利回りは前日終値換算で10%を超えていた。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS