イソライトが3年9カ月ぶり4ケタ大台乗せ、半導体の増産投資で収益環境に追い風強い
イソライト工業<5358>が軟調地合いに抗して上値指向鮮明、ここ新値街道を走る展開が続いているが、きょうは大幅高でフシ目の4ケタ大台を回復した。同社株が1000円台に乗せるのは、2018年2月以来約3年9カ月ぶりとなる。セラミックファイバー(CF)のトップメーカーで、世界的な半導体需給の逼迫を背景とした増産投資需要を背景に半導体用工業炉向けで旺盛な需要を取り込んでいる。22年3月期は当初予想を上方修正、営業利益段階で前期比40%増の30億円を見込む。PERは依然として10倍台と割安。
出所:MINKABU PRESS
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