加賀電子は急落、22年3月期業績予想を上方修正も市場予想に届かず
加賀電子<8154>は急落。4日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、営業利益を130億円から150億円(前期比30.8%増)へ、純利益を80億円から90億円(同21.1%減)へ上方修正したが、営業利益で165億円前後を見込んでいた市場予想を下回ったことで、失望感から売られているようだ。
売上高は4700億円(同11.3%増)の従来見通しを据え置いたものの、上期において電子部品事業で車載向けや医療機器、産業機械などを中心に販売が回復したことに伴い業績が順調に進捗していることが利益を押し上げる。また、テレワークなどを活用し経費削減・抑制に努めたことも寄与する。また、業績予想の上方修正に伴い、中間・期末各40円の年80円としていた配当予想を各45円の年90円(前期80円)を引き上げると発表した。
なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高2230億900万円(前年同期比18.1%増)、営業利益83億円(同87.2%増)、純利益56億2400万円(同47.8%減)だった。
出所:MINKABU PRESS
売上高は4700億円(同11.3%増)の従来見通しを据え置いたものの、上期において電子部品事業で車載向けや医療機器、産業機械などを中心に販売が回復したことに伴い業績が順調に進捗していることが利益を押し上げる。また、テレワークなどを活用し経費削減・抑制に努めたことも寄与する。また、業績予想の上方修正に伴い、中間・期末各40円の年80円としていた配当予想を各45円の年90円(前期80円)を引き上げると発表した。
なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高2230億900万円(前年同期比18.1%増)、営業利益83億円(同87.2%増)、純利益56億2400万円(同47.8%減)だった。
出所:MINKABU PRESS