IRジャパンが急落、人材やシステムへの投資増え上期は2ケタ営業減益
アイ・アールジャパンホールディングス<6035>が急落している。10月29日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高42億3000万円(前年同期比3.1%増)、営業利益17億7900万円(同12.6%減)、純利益12億3300万円(同10.7%減)と2ケタ減益となったことが嫌気されている。
エクイティ・コンサルティング業務の通常プロジェクトが着実に受託を拡大し、企業支配権争奪などのプロキシー・アドバイザリー業務とフィナンシャル・アドバイザリー業務の大型プロジェクトも受託が増加したが、上期のアクティビスト活動や機関株主の議決権行使行動でコロナ禍の緩和ムードが続いたこと、更に資産売却等の一部の大型案件の完全完了時期が遅れたことなどで増収率が伸び悩んだ。また、積極的な人材投資及び証券代行などのシステム投資により販管費が増加したことも利益を圧迫した。
なお、22年3月期通期業績予想は、売上高120億円(前期比44.8%増)、営業利益60億円(同47.0%増)、純利益40億5000万円(同44.5%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
エクイティ・コンサルティング業務の通常プロジェクトが着実に受託を拡大し、企業支配権争奪などのプロキシー・アドバイザリー業務とフィナンシャル・アドバイザリー業務の大型プロジェクトも受託が増加したが、上期のアクティビスト活動や機関株主の議決権行使行動でコロナ禍の緩和ムードが続いたこと、更に資産売却等の一部の大型案件の完全完了時期が遅れたことなどで増収率が伸び悩んだ。また、積極的な人材投資及び証券代行などのシステム投資により販管費が増加したことも利益を圧迫した。
なお、22年3月期通期業績予想は、売上高120億円(前期比44.8%増)、営業利益60億円(同47.0%増)、純利益40億5000万円(同44.5%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS