ワコムがカイ気配スタート、22年3月期営業利益予想の上方修正と自社株買いを好感
ワコム<6727>がカイ気配スタートとなっている。10月29日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、営業利益を110億円から120億(前期比10.5%減)へ、純利益を80億円から88億円(同13.9%減)へ上方修正したことが好感されている。
売上高は1020億円(同6.0%減)の従来見通しを据え置いたものの、ブランド製品事業における原産地変更の取り組みにより、米国の対中追加関税措置の売上原価に与える影響が想定よりも低減したことに加えて、為替変動の影響がプラスに働く見通し。
なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高502億5900万円(前年同期比9.2%減)、営業利益75億6000万円(同12.3%減)、純利益57億6600万円(同8.2%減)だった。
また同時に、上限を400万株(発行済み株数の2.48%)、または20億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は21年11月1日から22年1月28日までとしている。
出所:MINKABU PRESS
売上高は1020億円(同6.0%減)の従来見通しを据え置いたものの、ブランド製品事業における原産地変更の取り組みにより、米国の対中追加関税措置の売上原価に与える影響が想定よりも低減したことに加えて、為替変動の影響がプラスに働く見通し。
なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高502億5900万円(前年同期比9.2%減)、営業利益75億6000万円(同12.3%減)、純利益57億6600万円(同8.2%減)だった。
また同時に、上限を400万株(発行済み株数の2.48%)、または20億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は21年11月1日から22年1月28日までとしている。
出所:MINKABU PRESS