市進HDに投資資金流入、3~8月期最終損益急改善し通期計画も超過しサプライズ
市進ホールディングス<4645>がカイ気配で始まる人気となり、急勾配の5日移動平均線をマドを開けて上放れる格好となった。同社は首都圏で学習塾を展開するほか、日本語学校や介護事業などにも幅広く多角化を進めている。前週末15日取引終了後に発表した22年2月期上期(21年3~8月)の決算は最終損益が2億6500万円の黒字(前年同期は5億2600万円の赤字)と急改善、通期計画の2億1200万円も超過した。新型コロナウイルスの影響で経営環境には向かい風が強かったが、オンライン授業の強化などにより生徒数が増加した。また、M&A戦略を推進するなど力を入れている介護福祉サービス事業も好調で収益押し上げに寄与している。これがポジティブサプライズとなって投資資金が流入した。
出所:MINKABU PRESS
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