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3150 グリムス

東証P
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前日比
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グリムス---1Qは2ケタ増収、中間配当の増配を発表


グリムス<3150>は7月30日、2022年3月期第1四半期(21年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比16.9%増の49.40億円、営業利益が同1.0%減の9.99億円、経常利益が同0.8%減の10.13億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同3.4%増の6.94億円となった。

エネルギーコストソリューション事業の売上高は前年同期比6.0%減の13.67億円、セグメント利益は同17.3%増の6.09億円となった。事業者のコスト削減や省エネルギー化のため、電力基本料金削減コンサルティング、各種省エネ設備の販売を推進し、顧客に電力の運用改善・設備改善などの提案をしてきた。また、前期に販売を開始した事業用自家消費太陽光発電システム、IoT機器は好調に販売を拡大した。

スマートハウスプロジェクト事業の売上高は前年同期比33.1%増の11.63億円、セグメント利益は同40.0%増の1.65億円となった。再生可能エネルギーへの関心の高まりや、太陽光発電の10年間の固定価格買取制度の適用が終わる卒FIT案件の増加といった市場環境による底堅い需要がある蓄電池の販売を積極的に推進し、好調に販売を拡大した。新型コロナウイルス感染症の拡大により緊急事態宣言の発出もあったが、催事販売への影響は軽微だった。

小売電気事業の売上高は前年同期比27.0%増の24.09億円、セグメント利益は同26.5%減の4.01億円となった。電力の調達改善を顧客に提案することにより、順調に売上高を拡大した。前年同期については新型コロナウイルスの影響等により電力需要が減少したことで電力調達価格が低下したが、当第1四半期については電力調達価格が安定し、結果的に前年同期に比べて利益率は低下した。

2022年3月期通期の連結業績予想について、売上高が前期比3.7%増の200.25億円、営業利益が同87.8%増の31.00億円、経常利益が同80.8%増の31.55億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同85.1%増の20.73億円とする期初計画を据え置いている。

また、2022年3月期の中間配当について、業績動向及び財務状況を総合的に勘案し、前回予想から2.50円増配し、1株当たり5.00円に修正することを発表した。これにより、2022年3月期の年間配当予想は14.50円となる。

《ST》

 提供:フィスコ

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