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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):カドカワ、ワコム、スクロール

カドカワ <日足> 「株探」多機能チャートより
■大紀アルミニウム工業所 <5702>  1,497円  +290 円 (+24.0%)  本日終値  東証1部 上昇率トップ
 大紀アルミニウム工業所<5702>が急反騰して一時、前週末比299円(24.8%)高の1506円に買われ、上場来高値を一気に更新。7月30日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を1952億円から2134億円(前期比53.3%増)へ、営業利益を111億5000万円から146億6000万円(同58.6%増)へ、純利益を78億3000万円から103億8000万円(同69.0%増)へ上方修正したことが好感された。製品と原料の価格差が計画数値より上振れし、売上総利益が想定を上回っていることなどが要因としている。なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高495億3600万円(前年同期比74.2%増)、営業利益55億2100万円(同4.3倍)、純利益40億1200万円(同9.5倍)だった。

■理想科学工業 <6413>  2,185円  +378 円 (+20.9%)  本日終値  東証1部 上昇率3位
 理想科学工業<6413>は急伸し一時、前日比21.3%高の2192円に買われ年初来高値を更新した。7月30日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を707億円から712億5000万円(前期比4.1%増)へ、営業利益を29億円から36億円(同2.6倍)へ、純利益を23億円から30億円(同81.6%増)へ上方修正したことが好感された。第1四半期(4~6月)において、印刷機器事業の販売は増加しほぼ計画通りに推移したほか、全社的な販売管理費の削減に努めたことが奏功した。また、為替レートが想定以上に円安で推移していることも寄与する。なお、第1四半期決算は、売上高166億5500万円(前年同期比23.8%増)、営業損益10億2600万円(前年同期6億7800万円の赤字)、純利益10億1600万円(前年同期比22倍)だった。同時に、上限を70万株(発行済み株数の2.04%)、または12億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視された。取得期間は8月18日から9月22日までで、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行及び株主への利益還元のためとしている。

■KADOKAWA <9468>  4,925円  +660 円 (+15.5%) 一時ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率5位
 KADOKAWA<9468>が急騰、一時ストップ高に買われた。同社は7月30日取引終了後に、22年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益が前年同期比63.9%増の58億6900万円となったことが好感されたようだ。売上高は同10.7%増の520億3400万円で着地。主力の出版事業で新刊の制作が順調に進捗していることや返品率が大幅に良化していることなどを背景に堅調に推移したほか、映像事業でアニメや実写映画の配信収入が伸びたことなどが寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

■フューチャー <4722>  2,111円  +277 円 (+15.1%)  本日終値  東証1部 上昇率7位
 フューチャー<4722>が急反発し、3月23日につけた年初来高値2163円に接近。同社は7月30日取引終了後に、21年12月期通期の連結業績予想と年間配当計画を修正。営業利益見通しを前期比52.8%増の80億円(従来予想は71億5000万円)に引き上げたことや、年間配当を従来計画比4円増額の46円(前期実績は40円)とする方針を示したことが好感されたようだ。売上高の見通しも同9.5%増の485億円(従来予想は475億円)に上方修正。主力のITコンサルティング&サービス事業で、デジタルトランスフォーメーション(DX)案件の受注が伸びていることが主な要因だとしている。

■ワコム <6727>  725円  +93 円 (+14.7%)  本日終値  東証1部 上昇率8位
 ワコム<6727>が急騰。同社はペンタブレットの世界トップメーカーで韓国サムスン向けなどを主要顧客に足もとの業績は拡大が顕著だ。前週末7月30日取引終了後に発表した21年4~6月期決算は営業利益が前年同期比36.6%増の30億2800万円と大幅な伸びを達成した。加えて、発行済み株式数1.23%に相当する200万株、10億円を上限とする自社株買いの実施も発表しており、これがサプライズとなって株価を押し上げた。

■コムチュア <3844>  2,694円  +339 円 (+14.4%)  本日終値  東証1部 上昇率9位
 コムチュア<3844>が急反騰。7月30日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を230億円から241億円(前期比15.5%増)へ、営業利益を35億円から38億円(同20.6%増)へ、純利益を23億8000万円から24億円(同15.2%増)へ上方修正し、あわせて各8円25銭としていた第3四半期及び期末配当を各9円25銭に増額すると発表したことが好感された。ベンダー連携を軸としたデジタルトランスフォーメーション(DX)関連のコンサルティングやシステムインテグレーションビジネスに加え、今期から連結化した子会社による教育ビジネスが伸長していることが要因という。また、成長領域へのシフトなどで1人当たり売上高が向上したことや、プロジェクト管理の精緻化による不採算プロジェクトの撲滅なども利益を押し上げる。なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高59億1000万円(前年同期比19.2%増)、営業利益9億3200万円(同67.2%増)、純利益5億5800万円(同51.0%増)だった。

■スクロール <8005>  974円  +114 円 (+13.3%)  本日終値
 スクロール<8005>の上げ足鮮烈、マド開け急騰で底値圏を上放れ、13%超の上昇で974円まで買われる人気となった。前場午前10時過ぎ現在で売買高も既に100万株近くに膨らんでいる。同社はカタログ通販やネット通販を手掛けるが、新型コロナウイルスの感染拡大を契機に顕著となった消費者の巣ごもり需要を捉え、業績は好調に推移している。7月30日取引終了後に発表した21年4~6月期決算は営業利益が前年同期比14%増の29億5400万円と2ケタ伸長を示した。株価は6月以降、底値ゾーンの800円台でもみ合いを続けていたこともあり、水準訂正期待が膨らんだ。また、信用買い残が高止まりしているが、今月中旬に高値期日を迎えることから、期日明け後の需給好転を見込んだ買いも観測される。

■伯東 <7433>  1,715円  +196 円 (+12.9%)  本日終値
 伯東<7433>が急反発し年初来高値を更新。7月30日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、売上高を800億円から900億円(前年同期比19.0%増)へ、営業利益を19億円から33億円(同99.6%増)へ、純利益を14億5000万円から22億5000万円(同2.2倍)へ上方修正したことが好感された。半導体をはじめとする電子部品需要の増加や関連する設備投資の活発化を背景に、同社が取り扱う通信・民生・産業機器及び車載用途ICなどの電子部品や、ICパッケージ向け露光装置などの電子・電気機器の販売が好調に推移していることが要因としている。同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高445億9200万円(前年同期比24.8%増)、営業利益20億9200万円(同69.2%増)、純利益14億7900万円(同2.0倍)だった。なお、22年3月期通期業績予想は、売上高1670億円(前期比1.0%増)、営業利益40億円(同5.1%増)、純利益30億円(同2.1%減)の従来見通しを据え置いている。

■保土谷化学工業 <4112>  4,620円  +520 円 (+12.7%)  本日終値
 30日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は29%減益も対通期進捗は過去平均を超過」が好感された。
 保土谷化学工業 <4112> が7月30日大引け後(17:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比29.0%減の17億円に減ったが、通期計画の25億円に対する進捗率は68.1%に達し、5年平均の23.0%も上回った。
  ⇒⇒保土谷化学工業の詳しい業績推移表を見る

■マクセルHD <6810>  1,420円  +142 円 (+11.1%)  本日終値
 30日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は黒字浮上で着地」が好感された。
 マクセルホールディングス <6810> が7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は37.2億円の黒字(前年同期は2.8億円の赤字)に浮上して着地した。
  ⇒⇒マクセルHDの詳しい業績推移表を見る

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