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【市況】【↑】日経平均 大引け| 急反発、好決算銘柄が買われ全体相場を牽引 (8月2日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  27493.32
高値  27834.60(13:38)
安値  27493.32(09:00)
大引け 27781.02(前日比 +497.43 、 +1.82% )

売買高  10億6252万株 (東証1部概算)
売買代金  2兆4572億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は急反発、前週末の下げ幅とほぼ合致する上昇をみせる
 2.企業決算が本格化するなか、好決算銘柄が買われ全体相場を牽引
 3.業種別では郵船や商船三井など大手をはじめ海運株の上げ際立つ
 4.アジア株市場や米株先物が堅調な動きをみせ投資家心理に追い風
 5.84%の銘柄が上昇、売買代金も2兆4500億円台と高水準に膨らむ

■東京市場概況

 前週末の米国市場ではNYダウは前日比149ドル安と反落した。新型コロナウイルス感染再拡大への警戒感が台頭し、ハイテク株や景気敏感株中心に売りが優勢となった。

 週明けの東京市場では、東京株式市場は前週末とは地合いが一変しリスク選好ムードの強い展開となった。日経平均株価は一時500円を超える上昇で大引けまで強調展開を維持し、前週末の下げ分を帳消しにした。

 2日の東京市場は、主力株中心に広範囲に買い戻しが入り、前週末に日経平均が先物主導で下げた分とほぼ合致する上昇をみせた。企業決算が本格化するなか、好決算銘柄の一角が買われ全体相場を牽引した。業種別では海運株の戻りが顕著だったほか、鉄鋼株への買いも目立った。本日は、中国や香港などをはじめアジア株市場が総じて堅調な値動きを示したことや米株価指数先物が強かったことも市場のセンチメントを強気に傾けた。新型コロナウイルスの感染拡大は続いているものの、相場は過剰に反応しなくなっている。値上がり数は1800を上回り、東証1部全体の84%にあたる銘柄が上昇した。売買代金も2兆4500億円台と前週末の水準には及ばなかったものの活況だったといえる。

 個別では、売買代金トップの商船三井<9104>、売買代金2位の日本郵船<9101>がいずれも大幅高で目を引く。ソフトバンクグループ<9984>がしっかり、トヨタ自動車<7203>も商いを伴い上昇した。東京エレクトロン<8035>が値を飛ばし、レーザーテック<6920>も高い。日本製鉄<5401>が買われ、デンソー<6902>、富士通<6702>、信越化学工業<4063>も値を上げた。大紀アルミニウム工業所<5702>が値上がり率トップ、イーグランド<3294>も、理想科学工業<6413>も急騰した。双信電機<6938>はストップ高。
 半面、ファーストリテイリング<9983>が冴えず、日立製作所<6501>も軟調。資生堂<4911>が売りに押されたほか、JR西日本<9021>、JR東日本<9020>がいずれも値を下げた。アイ・エス・ビー<9702>、G-7ホールディングス<7508>が大幅安、アウトソーシング<2427>の下げも目立った。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、SBG <9984> 、ファナック <6954> 、信越化 <4063> 、ダイキン <6367> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約151円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は第一三共 <4568> 、ファストリ <9983> 、資生堂 <4911> 、エムスリー <2413> 、コマツ <6301> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約19円。

 東証33業種のうち32業種が上昇し、下落は空運業のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)海運業、(2)鉄鋼、(3)ガラス土石製品、(4)パルプ・紙、(5)金属製品。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)証券商品先物、(2)陸運業、(3)サービス業、(4)ゴム製品、(5)医薬品。

■個別材料株

△四電工 <1939>
 1→2の株式分割と実質増配及び第1四半期62%営業増益を好感。
△イーグランド <3294>
 第2四半期業績予想の上方修正と自社株買いを好感。
△コムチュア <3844>
 22年3月期業績及び配当予想を上方修正。
△日化薬 <4272>
 22年3月期業績予想を上方修正。
△理想科学 <6413>
 22年3月期業績予想の上方修正と自社株買いを好感。
△ワコム <6727>
 4-6月期営業37%増益で自社株買い発表もサプライズに。
△遠藤照明 <6932>
 上期業績予想を上方修正。
△伯東 <7433>
 上期業績予想を上方修正。
△スクロール <8005>
 4-6月期営業2ケタ増益確保。
△カドカワ <9468>
 第1四半期営業益64%増。

▼総医研HD <2385> [東証M]
 21年6月期業績予想は下方修正。
▼Tホライゾン <6629> [JQ]
 第1四半期は営業赤字拡大。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)大紀ア <5702> 、(2)イーグランド <3294> 、(3)理想科学 <6413> 、(4)双信電機 <6938> 、(5)カドカワ <9468> 、(6)イーブック <3658> 、(7)フューチャー <4722> 、(8)ワコム <6727> 、(9)コムチュア <3844> 、(10)リズム <7769> 。
 値下がり率上位10傑は(1)アイエスビー <9702> 、(2)ワオワールド <2352> 、(3)GセブンHD <7508> 、(4)コーセー <4922> 、(5)SMN <6185> 、(6)メンバーズ <2130> 、(7)Gキッズ <6189> 、(8)正興電 <6653> 、(9)テクマト <3762> 、(10)アウトソシン <2427> 。

【大引け】

 日経平均は前日比497.43円(1.82%)高の2万7781.02円。TOPIXは前日比38.97(2.05%)高の1940.05。出来高は概算で10億6252万株。東証1部の値上がり銘柄数は1848、値下がり銘柄数は301となった。日経ジャスダック平均は3965.07円(11.92円高)。

[2021年8月2日]


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