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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):ガイシ、トプコン、グリムス

ガイシ <日足> 「株探」多機能チャートより
■日本ガイシ <5333>  1,882円  +140 円 (+8.0%)  本日終値
 日本ガイシ<5333>が大幅反発。7月30日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を4850億円から5150億円(前期比13.9%増)へ、営業利益を700億円から800億円(同57.4%増)へ、最終利益を500億円から580億円(同50.7%増)へ上方修正したことが好感された。前期から中国、欧州、米国のトラック市場の活況が継続していることを背景に、セラミック事業で自動車関連製品の需要が想定を上回るペースで推移していることが要因としている。なお、第1四半期(4~6月)決算は、売上高1287億7900万円(前年同期比55.1%増)、営業利益236億3700万円(前年同期2億8300万円の赤字)、最終利益161億7000万円(同2億4400万円の赤字)だった。

■トプコン <7732>  1,653円  +119 円 (+7.8%)  本日終値
 トプコン<7732>が急動意、マドを開けて75日移動平均線を上回り大勢上昇トレンド転換を示唆している。測量機を主力にGPS関連分野も深耕し世界屈指の販売実績を持つ。好調な建設ICT関連需要などを取り込み業績は急回復傾向にある。7月30日取引終了後に発表した22年3月期第1四半期(4~6月)決算は売上高が前年同期比59%増の388億9800万円と目覚ましい伸びをみせ、これを背景に営業損益も34億5800万円(前年同期は23億2200万円の赤字)と黒字転換を果たした。これを評価する形で投資マネーを呼び込む格好となった。

■グリムス <3150>  2,360円  +168 円 (+7.7%)  本日終値
 30日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は1%減益、今期配当を2.5円増額修正」が好感された。
 グリムス <3150> が7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比0.9%減の10.1億円となり、4-9月期(上期)計画の15.2億円に対する進捗率は66.3%に達し、5年平均の51.9%も上回った。同時に、今期の上期配当を従来計画の2.5円→5円(前年同期は5円)に大幅増額し、年間配当は14.5円になる。
  ⇒⇒グリムスの詳しい業績推移表を見る

■生化学工業 <4548>  1,152円  +81 円 (+7.6%)  本日終値
 30日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は7.6倍増益で着地」が好感された。
 生化学工業 <4548> が7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比7.6倍の46.1億円に急拡大し、通期計画の46.5億円に対する進捗率は99.2%に達し、5年平均の29.2%も上回った。
  ⇒⇒生化学工業の詳しい業績推移表を見る

■扶桑化学工業 <4368>  4,210円  +275 円 (+7.0%)  本日終値
 30日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は44%増益で着地」が好感された。
 扶桑化学工業 <4368> が7月30日大引け後(16:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比43.6%増の33.7億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の50.5億円に対する進捗率は66.8%に達し、5年平均の51.4%も上回った。
  ⇒⇒扶桑化学工業の詳しい業績推移表を見る

■三協フロンテア <9639>  4,600円  +295 円 (+6.9%)  本日終値
 30日に決算を発表。「上期経常を11%上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額、配当も20円増額」が好感された。
 三協フロンテア <9639> [JQ] が7月30日大引け後(16:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比70.7%増の27.6億円に拡大した。同時に、今期の上期配当を従来計画の70円→80円に増額し、下期配当も従来計画の70円→80円に増額修正した。年間配当は160円(前期は130円)となる。
  ⇒⇒三協フロンテアの詳しい業績推移表を見る

■コタ <4923>  1,541円  +91 円 (+6.3%)  本日終値
 30日に決算を発表。「今期経常を10%上方修正・最高益予想を上乗せ」が好感された。
 コタ <4923> が7月30日大引け後(16:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の経常損益(非連結)は4.5億円の黒字(前年同期は900万円の赤字)に浮上して着地した。併せて、通期の同利益を従来予想の16.8億円→18.4億円(前期は16.5億円)に9.7%上方修正し、増益率が1.6%増→11.5%増に拡大し、従来の7期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
  ⇒⇒コタの詳しい業績推移表を見る

■PI <4290>  742円  +43 円 (+6.2%)  本日終値
 30日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は19%増益で着地」が好感された。
 プレステージ・インターナショナル <4290> が7月30日大引け後(16:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比19.0%増の14.4億円に伸び、4-9月期(上期)計画の27.5億円に対する進捗率は52.7%となり、5年平均の50.0%とほぼ同水準だった。
  ⇒⇒PIの詳しい業績推移表を見る

■パラベッド <7817>  2,071円  +119 円 (+6.1%)  本日終値
 30日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は2.2倍増益で着地」が好感された。
 パラマウントベッドホールディングス <7817> が7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の33.5億円に急拡大し、4-9月期(上期)計画の52.5億円に対する進捗率は63.8%に達し、5年平均の35.8%も上回った。
  ⇒⇒パラベッドの詳しい業績推移表を見る

■TOTO <5332>  5,980円  +340 円 (+6.0%)  本日終値
 30日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は4.7倍増益で着地」が好感された。
 TOTO <5332> が7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比4.7倍の129億円に急拡大し、4-9月期(上期)計画の178億円に対する進捗率は72.7%に達し、5年平均の33.2%も上回った。
  ⇒⇒TOTOの詳しい業績推移表を見る

■パレモ・HD <2778>  234円  +50 円 (+27.2%) ストップ高   本日終値
 パレモ・ホールディングス<2778>がストップ高となる前週末比50円高の234円まで上昇した。前週末7月30日の取引終了後、筆頭株主のエンデバー・ユナイテッド・パートナーズ・スリー投資事業組合が保有株の全部を市場外での相対取引により西松屋チェーン<7545>へ譲渡することになったと発表しており、これが材料視されたようだ。異動予定日は8月6日。


●ストップ高銘柄
 京極運輸商事 <9073>  1,452円  +600 円 (+70.4%) ストップ高   本日終値
 不二硝子 <5212>  1,626円  +300 円 (+22.6%) ストップ高   本日終値
 グローバルウェイ <3936>  3,805円  +700 円 (+22.5%) ストップ高   本日終値
 ブレインズテクノロジー <4075>  3,245円  +502 円 (+18.3%) ストップ高   本日終値
 など、6銘柄

●ストップ安銘柄
 WT天然ガス <1689>  1円  -1 円 (-50.0%) ストップ安   本日終値
 テクノホライゾン <6629>  1,414円  -400 円 (-22.1%) ストップ安   本日終値
 サーキュレーション <7379>  3,600円  -700 円 (-16.3%) ストップ安   本日終値
 など、3銘柄

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