東エレクなど半導体製造装置株が堅調、SOX指数など底堅く押し目買い優勢に
東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連株が頑強な値動きで目を引く。新型コロナウイルスが感染力の強いインド型変異株であるデルタ株などを中心に再び広がっていることで、米国株市場をはじめ世界の株式市場で景気敏感株を中心にリスク回避の売り圧力が表面化している。ただ、世界的に半導体需給が逼迫している状況に変わりはない。前日の米国株市場ではNYダウなど主要株指数は大きく売られたものの景気敏感株が中心であり、エヌビディア<NVDA>が逆行高となるなど半導体関連の一角は強い動きを示す銘柄も少なくなかった。半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は小幅ながらプラス圏で引けており、東京市場でも半導体製造装置関連は値ごろ感からの押し目買いを誘導している。
出所:MINKABU PRESS
最終更新日:2021年07月20日 09時10分
出所:MINKABU PRESS
最終更新日:2021年07月20日 09時10分