エノモト---NEDOの燃料電池等利用の拡大に向けた研究開発事業に採択
エノモト<6928>は15日、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の研究公募「燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発事業/研究開発項目I共通課題解決型基盤技術開発」に、山梨大学及び大阪大学と共同で応募し、採択されたことを発表。
同プロジェクトは2030年以降の燃料電池車の目指すべき性能値の実現に向け、産業界から新たに顕在化された共通課題を解決するための研究開発委託事業である。2021年度から2024年度まで実施予定。同社は、固体高分子形燃料電池用の「GDL一体型フラットセパレータ」を山梨大学や大阪大学の評価解析技術で多角的解析し、導電性、ガス拡散性、水マネジメント機能の性能発現、劣化メカニズムを解明し、開発される新材料技術を導入することによって、燃料電池の高性能化や高効率化に寄与することを目指す。
同社は、同プロジェクトを通じて燃料電池部品の研究開発を加速させ、水素社会の実現に向け取り組んでいく。
《ST》
提供:フィスコ