エスプールは大幅反落、上期営業利益20%増で過去最高も材料出尽くし感
エスプール<2471>は大幅反落している。前週末2日の取引終了後に発表した第2四半期累計(20年12月~21年5月)連結決算は、売上高116億4100万円(前年同期比19.3%増)、営業利益11億8400万円(同19.5%増)、純利益7億8000万円(同13.4%増)となり、上期として過去最高の営業利益を更新したものの、目先の材料出尽くし感から売りが優勢となっているようだ。
主力の人材派遣サービスで、コールセンター業務が主要顧客内のシェアを着実に伸ばし、売り上げを牽引した。一方の障害者雇用支援サービスは、緊急事態宣言に起因した農園の開設の遅れにより、販売の一部が第3四半期以降にずれ込んだものの、3月の法定雇用率引き上げを背景にした顧客ニーズは依然高いことから大幅な増収増益となった。これら主力2事業が業績を押し上げたほか、コロナ禍から売り上げが回復したサービス部門の収益が回復したことも寄与した。
なお、21年11月期通期業績予想は、売上高248億円(前期比18.0%増)、営業利益25億円(同12.2%増)、純利益16億3500万円(同3.5%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
主力の人材派遣サービスで、コールセンター業務が主要顧客内のシェアを着実に伸ばし、売り上げを牽引した。一方の障害者雇用支援サービスは、緊急事態宣言に起因した農園の開設の遅れにより、販売の一部が第3四半期以降にずれ込んだものの、3月の法定雇用率引き上げを背景にした顧客ニーズは依然高いことから大幅な増収増益となった。これら主力2事業が業績を押し上げたほか、コロナ禍から売り上げが回復したサービス部門の収益が回復したことも寄与した。
なお、21年11月期通期業績予想は、売上高248億円(前期比18.0%増)、営業利益25億円(同12.2%増)、純利益16億3500万円(同3.5%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS