海運株が異彩高、コンテナ船市況の改善を背景に業種別上昇率で群を抜く上昇
日本郵船<9101>が一時500円を超える上昇をみせたほか、22年3月期業績予想を大幅増額修正した商船三井<9104>は600円近い上げ、川崎汽船<9107>も急騰するなど海運株が異彩高。業種別騰落率で「海運」は一時9%を大きく超える上昇で群を抜いての1位となっている。コンテナ船市況の改善が急で、商船三井は業績が会社側の想定を大幅に上回る状況にあるが、これは共同出資会社でコンテナ船事業を展開する郵船や川崎汽も同様の収益環境を享受することになる。新型コロナウイルスもワクチンの普及で経済正常化への期待が高まっており、グローバル物流を担う海運セクターに追い風となっている。
出所:MINKABU PRESS
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