ベルトラ---1Qはコロナ影響で減収減益も、財務盤石で懸念薄い
ベルトラ<7048>は13日、2021年12月期第1四半期(21年1月-3月)の連結業績を発表した。営業収益が0.51億円(前年同期比93.4%減)、営業損益が3.48億円の損失(前年同期は0.29億円の損失)、経常損益が3.85億円の損失(同0.37億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損益が4.00億円の損失(同2.06億円の損失)となった。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の継続を背景に国内外における旅行需要が大幅に減少した。ただ、広告宣伝費の大幅な削減、役員報酬の減額、従業員の休業対応などの全社的なコストコントロールを進めたことで、損失は軽減された。
なお、2021年1月に実施した第三者割当増資を背景に現預金、純資産は増加した。また、事業継続に必要な資金の確保に向けて主要取引銀行と協議も進めており、財務面での懸念は現状大きくないと弊社は考える。
《ST》
提供:フィスコ