高度紙がカイ気配スタートで3000円台回復、電池用セパレータ好調で業績急拡大
ニッポン高度紙工業<3891>がカイ気配スタートで気配値のまま3000円台を回復し、もみ合い上放れの気配をみせている。同社が前週末23日取引終了後に発表した21年3月期決算は営業利益段階で前の期比2.8倍の27億6100万円と大幅な伸びで過去最高利益を更新した。電池用セパレータが風力発電やスマートメーター向けに高水準の需要を取り込んだほか、車載用リチウム電池向けで拡大顕著となり業績に反映された。また、22年3月期についても前期比9%増の30億円と2ケタ近い成長を確保するもようで、これを評価する買いを呼び込んでいる。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS