日電産が反発、気候変動サミットの追い風意識も目先決算発表控え思惑錯綜
日本電産<6594>が3日ぶり反発。前日にもみ合いを下放れかけたが踏みとどまり、きょうは1万3000円台後半で収れんする5日・25日・75日移動平均線に絡む水準まで切り返す動き。きょうから23日までの日程でバイデン米政権が旗振りを務める気候変動サミットが行われる。世界が脱炭素に向けた動きを一段と強めるなか、電気自動車(EV)シフトの流れも加速することになる。そのなか、EV向け駆動モーターを戦略商品として手掛ける同社の存在が改めて注目されそうだ。なお、同社はきょう決算発表を控えており、マーケットの注目度も高く思惑が錯綜している。
出所:MINKABU PRESS
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