フィルCが急伸、第2四半期業績予想の上方修正と自社株買いを好感
フィル・カンパニー<3267>が急伸している。13日の取引終了後、21年11月期第2四半期累計(20年12月~21年5月)の連結業績予想について、売上高を20億円から20億8000万円(前年同期比94.6%増)へ、営業利益を8000万円から2億円(前年同期2億400万円の赤字)、最終利益を4500万円から1億2800万円(同1億4800万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。
「請負受注スキーム」の下期の竣工予定案件の一部が上期に竣工となったほか、売上原価となる初期テナント誘致にかかる保証料が減少したことが要因としている。
同時に、上限を16万5000株(発行済み株数の2.85%)、または5億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しておい、これも好材料視されている。取得期間は4月16日から6月30日まで。販売及び受注状況が大幅に改善され、十分な資金が確保されたことから、株式市場の変化に対応し1株あたりの価値を高めるとともに、経営環境の変化に応じた機動的な資本政策の遂行を図るためとしている。
なお、第1四半期(20年12月~21年2月)決算は、売上高1億500万円(前年同期比48.8%減)、営業損益1億5400万円の赤字(前年同期2億2100万円の赤字)、最終損益1億900万円の赤字(同1億5400万円の赤字)だった。
出所:MINKABU PRESS
「請負受注スキーム」の下期の竣工予定案件の一部が上期に竣工となったほか、売上原価となる初期テナント誘致にかかる保証料が減少したことが要因としている。
同時に、上限を16万5000株(発行済み株数の2.85%)、または5億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しておい、これも好材料視されている。取得期間は4月16日から6月30日まで。販売及び受注状況が大幅に改善され、十分な資金が確保されたことから、株式市場の変化に対応し1株あたりの価値を高めるとともに、経営環境の変化に応じた機動的な資本政策の遂行を図るためとしている。
なお、第1四半期(20年12月~21年2月)決算は、売上高1億500万円(前年同期比48.8%減)、営業損益1億5400万円の赤字(前年同期2億2100万円の赤字)、最終損益1億900万円の赤字(同1億5400万円の赤字)だった。
出所:MINKABU PRESS