東芝が急反発、英投資ファンドの買収提案巡る思惑錯綜で注目場面続く
東芝<6502>が商いを伴い急反発、一時305円高と値を飛ばし4570円まで上値を伸ばした。前週末の下げ分を取り返す形になっている。前週、同社に対し英投資ファンドCVCキャピタル・パートナーズが買収提案を示したことが明らかとなり、同社株は7日に値幅制限上限の700円高で買い物を残す集中人気となった経緯がある。ただ、買収の成否に不透明感も意識され、その後は気迷いムードも漂い週末は240円あまりの下げをみせていた。きょうは10日付の日本経済新聞が「政府系ファンドの産業革新投資機構や事業会社の傘下を想定し、1株5000円での買い取りを提案した」と報じ、これが同社株を改めて刺激する格好となっている。
出所:MINKABU PRESS
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