NEC急騰で13年ぶり高値、5G基地局関連の寄与などで4~12月期は増益確保
NEC<6701>がマドを開けて急騰している。株価は前営業日比11.8%高の6370円まで上値を伸ばし、07年7月以来、約13年7カ月ぶりの高値をつけた。同社は1月29日の取引終了後に21年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算(国際会計基準)を発表。売上高は2兆444億3600万円(前年同期比6.0%減)と減収だったものの、税引き前利益は857億7300万円(同8.8%増)と増益を確保したことが好材料視されている。
第3四半期から5G基地局の出荷が本格化し、ネットワークサービスの収益が拡大したほか、社会基盤事業では政府のGIGAスクール構想を背景に教育機関向けパソコンを中心に官公向けが増加した。また、費用の効率化が進み販管費が改善したことに加え、土地売却益及び子会社株式売却益を計上したことも利益を押し上げた。
出所:MINKABU PRESS
最終更新日:2021年02月01日 10時21分
第3四半期から5G基地局の出荷が本格化し、ネットワークサービスの収益が拡大したほか、社会基盤事業では政府のGIGAスクール構想を背景に教育機関向けパソコンを中心に官公向けが増加した。また、費用の効率化が進み販管費が改善したことに加え、土地売却益及び子会社株式売却益を計上したことも利益を押し上げた。
出所:MINKABU PRESS
最終更新日:2021年02月01日 10時21分