エノモトが大幅高で2年8カ月ぶり高値、半導体関連の出遅れで割安感が依然際立つ
エノモト<6928>が大幅高、一時14.6%高の1648円に買われ、上値のフシ目として意識されていた昨年12月の高値1539円を大幅に上回った。時価は2018年4月以来、2年8カ月ぶりの高値圏に浮上している。半導体向け精密部品のメーカーで、世界的な半導体市場の拡大で収益機会が高まっている。11月以降、約1カ月あまりで株価水準を6割近く切り上げたが、それでもPERは16倍でPBR0.6倍台という株価指標面からの割安さが際立っている。信用買い残も直近データで9万株とほぼ枯れ切った状態にあり、小型株ならではの足の軽さを発揮している。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS