蛇の目がS高カイ気配、高水準のミシン需要続き21年3月期業績及び配当予想を上方修正
蛇の目ミシン工業<6445>がストップ高の692円水準でカイ気配となっている。前週末6日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を390億円から400億円(前期比12.6%増)へ、営業利益を20億円から38億円(同3.3倍)へ、純利益を12億円から26億円(同6.1倍)へ上方修正したことが好感されている。
新型コロナウイルスの感染拡大下、手作りマスクや巣ごもり生活の浸透を契機としたミシン需要が拡大した。また、市販マスクが市場に流通し始めるとともに、需要は徐々に落ち着くことが予想されたが、コロナ禍の終息が見えないなか、ライフスタイルの変化が潜在需要の掘り起こしにつながり、ミシン需要が高い水準を維持していることが要因としている。
また、業績予想の修正に伴い、15円を予定していた期末一括配当予想を10円増額して25円にすると発表したことも好材料視されている。前期実績に対しては10円の増配になる予定だ。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高212億4800万円(前年同期比22.8%増)、営業利益23億6600万円(同7.5倍)、最終利益20億1500万円(前年同期6000万円)だった。
出所:MINKABU PRESS
新型コロナウイルスの感染拡大下、手作りマスクや巣ごもり生活の浸透を契機としたミシン需要が拡大した。また、市販マスクが市場に流通し始めるとともに、需要は徐々に落ち着くことが予想されたが、コロナ禍の終息が見えないなか、ライフスタイルの変化が潜在需要の掘り起こしにつながり、ミシン需要が高い水準を維持していることが要因としている。
また、業績予想の修正に伴い、15円を予定していた期末一括配当予想を10円増額して25円にすると発表したことも好材料視されている。前期実績に対しては10円の増配になる予定だ。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高212億4800万円(前年同期比22.8%増)、営業利益23億6600万円(同7.5倍)、最終利益20億1500万円(前年同期6000万円)だった。
出所:MINKABU PRESS