野村総研は一進一退、国内大手証券は目標株価3400円に引き上げ
野村総合研究所<4307>は一進一退。SMBC日興証券は2日、同社株の投資評価「1」を継続するとともに、目標株価を3000円から3400円に引き上げた。証券業向けが順調であり、デジタルトランスフォーメーション(DX)でも優位性が高いことを評価している。具体的には、新規の開発業務で銀行系大手証券と中堅の証券会社が、同社の主力サービスSTAR(共同利用型の証券業務システムサービス)の利用を開始するための大型プロジェクトを進めており、開発後は安定的な運用サービス収入が増加すると予想。また、近年コンサルティング事業とITソリューション事業との連携も強化され、それが顧客のDX支援の強みとなっていると指摘している。
出所:MINKABU PRESS
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