メディネットがカイ気配スタート、国立がん研究センターと新型コロナワクチン開発に向け共同研究
メディネット<2370>がカイ気配スタートとなっている。3日の取引終了後、国立がん研究センターと、新型コロナウイルス感染症の予防を目的とした自家樹状細胞ワクチンの開発に向けた共同研究契約を締結したと発表したことが好感されている。
今回、開発する自家樹状細胞ワクチンは、樹状細胞に新型コロナウイルス抗原をパルスし、細胞性免疫により細胞傷害性リンパ球(CTL)を誘導し、体内でウイルスに感染した細胞そのものを殺傷、除去することを期待するもの。更に、一部のCTLはメモリーT細胞となって、ウイルスに対する細胞傷害活性を持ったまま宿主内に記憶されるため、長期的な予防効果が見込めるという。同社では21年中ごろまでに第1相治験を国立がん研究センター東病院、都内大学病院と連携して開始し、再生医療等製品の上市に向け開発を進めるとしている。なお、同件による20年9月期業績への影響は軽微としている。
出所:MINKABU PRESS
今回、開発する自家樹状細胞ワクチンは、樹状細胞に新型コロナウイルス抗原をパルスし、細胞性免疫により細胞傷害性リンパ球(CTL)を誘導し、体内でウイルスに感染した細胞そのものを殺傷、除去することを期待するもの。更に、一部のCTLはメモリーT細胞となって、ウイルスに対する細胞傷害活性を持ったまま宿主内に記憶されるため、長期的な予防効果が見込めるという。同社では21年中ごろまでに第1相治験を国立がん研究センター東病院、都内大学病院と連携して開始し、再生医療等製品の上市に向け開発を進めるとしている。なお、同件による20年9月期業績への影響は軽微としている。
出所:MINKABU PRESS