ベクターが大幅続落、第1四半期決算は計画上振れも上期営業赤字拡大見通しを嫌気
ベクター<2656>が大幅続落している。前週末17日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)単独決算は、売上高2億700万円(前年同期比26.9%減)、営業損益1500万円の赤字(前期2500万円の黒字)となり、従来予想の売上高1億8500万円、営業損益及び最終損益2000万円の赤字の従来見通しを上振れて着地したが、未定としていた上期予想で、売上高3億7500万円(前年同期比25.9%減)、営業損益4500万円の赤字(前年同期3600万円の黒字)と第1四半期より営業赤字が拡大する見通しであることが嫌気されている。
第1四半期は、新型コロナウイルスの影響により在宅勤務者が増加したことで、在宅勤務用のパソコンで使用するソフトウェアの需要が一時的に高まったことにより計画を上振れたという。ただ、前期にオンラインゲーム事業を譲渡したことに加えて、新規ビジネスや新規事業の開始など収益構造の大幅な変更が発生していることから、合理的な予想値の算定を行うことが困難としている。
出所:MINKABU PRESS
最終更新日:2020年07月20日 11時03分
第1四半期は、新型コロナウイルスの影響により在宅勤務者が増加したことで、在宅勤務用のパソコンで使用するソフトウェアの需要が一時的に高まったことにより計画を上振れたという。ただ、前期にオンラインゲーム事業を譲渡したことに加えて、新規ビジネスや新規事業の開始など収益構造の大幅な変更が発生していることから、合理的な予想値の算定を行うことが困難としている。
出所:MINKABU PRESS
最終更新日:2020年07月20日 11時03分