三栄建築は３日ぶり反発、４～６月の戸建分譲住宅契約棟数１７．２％増

　三栄建築設計<3228>が３日ぶりに反発している。同社は３日取引終了後に、戸建分譲住宅事業の業績動向を公表。４～６月の累計契約棟数は前年同期比１７．２％増、累計契約金額は同１８．７％増となったことが好感されているようだ。

　月別では、４月の契約棟数は前年同月比２２．０％減、契約金額は同２６．４％減にとどまったが、５月の契約棟数は同４７．１％増、契約金額は同５５．３％増、６月の契約棟数は同２８．８％増、契約金額は同３２．１％増となった。４月に発令された緊急事態宣言で顧客との商談機会などは大幅に減少したものの、新型コロナウイルスの感染防止のため自宅で家族が揃って過ごす時間が増えたことやテレワークの普及などで戸建住宅の需要は高まっているという。

出所：MINKABU PRESS