総医研HDが軟調地合いのなか3連騰、“免疫”関連で商機捉え機関投資家の大量保有も思惑
総医研ホールディングス<2385>が全体地合い悪のなか強さを発揮、3連騰で581円まで買われ、今年1月初旬以来となる600円台回復を視野に入れている。大阪大学発のベンチャーで、健康補助食品や食品の機能評価試験受託事業を手掛けている。新型コロナウイルスは米国で再び感染拡大の勢いが強まっており、国内でも警戒感がくすぶる状況にある。コロナ対策へのニーズとともに、予防の観点から免疫力を高めることにも関心が高まるなか、同社が展開するビジネスは時流に乗るとの思惑がある。直近5月には投資運用会社のベイビュー・アセット・マネジメントが同社株を大量保保有(5.41%)していることが判明しており、これも株高期待を後押ししている。
出所:MINKABU PRESS
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