GAテクノが急伸、上期27%営業増益と「神居秒算」の取得を好感
GA technologies<3491>が急伸している。11日の取引終了後に発表した第2四半期累計(19年11月~20年4月)連結決算が、売上高245億8400万円(前年同期比46.8%増)、営業利益4億2400万円(同26.8%増)、純利益1億1500万円(同22.1%減)と大幅営業増益となったことが好感されている。
中古不動産と購入希望者をマッチングする、主力の流通プラットフォーム「RENOSY(リノシー)」の会員数が同80.1%増の7万6653人と順調に増加したことが牽引した。また、新型コロナウイルスの感染拡大により、金融機関の稼働減に伴う販売活動の停滞や管理会社の営業停滞に伴う仲介可能物件数減少、更に仲介業界の冷え込みによる電子申し込み利用減などの影響があったが、非対面販売体制の早期確立、自社メディアの強化や賃貸業界のDXシフトに取り組んでいたことが奏功し、大幅増益を確保した。
なお、20年10月期通期業績予想は、売上高610億円(前期比55.3%増)、営業利益18億円(同50.9%増)、純利益7億7000万円(同50.9%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に、中華圏最大級の日本不動産販売プラットフォーム「神居秒算」を取得することで、NeoX(東京都渋谷区)グループと基本合意したと発表した。既存の不動産投資事業の市場拡大や、連携によるRENOSY会員数の拡大によるメディア力の強化、不動産会社向けメディア販売によるストック収益の獲得などを図ることが目的。なお、業績への影響は軽微としている。
出所:MINKABU PRESS
中古不動産と購入希望者をマッチングする、主力の流通プラットフォーム「RENOSY(リノシー)」の会員数が同80.1%増の7万6653人と順調に増加したことが牽引した。また、新型コロナウイルスの感染拡大により、金融機関の稼働減に伴う販売活動の停滞や管理会社の営業停滞に伴う仲介可能物件数減少、更に仲介業界の冷え込みによる電子申し込み利用減などの影響があったが、非対面販売体制の早期確立、自社メディアの強化や賃貸業界のDXシフトに取り組んでいたことが奏功し、大幅増益を確保した。
なお、20年10月期通期業績予想は、売上高610億円(前期比55.3%増)、営業利益18億円(同50.9%増)、純利益7億7000万円(同50.9%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に、中華圏最大級の日本不動産販売プラットフォーム「神居秒算」を取得することで、NeoX(東京都渋谷区)グループと基本合意したと発表した。既存の不動産投資事業の市場拡大や、連携によるRENOSY会員数の拡大によるメディア力の強化、不動産会社向けメディア販売によるストック収益の獲得などを図ることが目的。なお、業績への影響は軽微としている。
出所:MINKABU PRESS