テクマト急騰で上場来高値、セキュリティー製品の好調で20年3月期は売上高と経常利益が過去最高
テクマトリックス<3762>が急反騰。株価は前日比11.5%高の3045円まで上値を伸ばし、上場来高値を更新した。同社は11日取引終了後に20年3月期の連結決算を発表。売上高285億5300万円(前の期比12.3%増)、経常利益30億1800万円(同28.3%増)に伸び、いずれも過去最高を達成したことが好材料視されたようだ。
1日に上方修正した数値とほぼ同じ内容での着地となった。継続的なセキュリティー投資需要の高まりを背景に、情報基盤事業でセキュリティー関連製品の受注が大きく伸びた。また、アプリケーション・サービス事業では医療分野やCRM分野が好調だったほか、事業構造改革が進展したことも業績拡大に貢献した。21年3月期の業績見通しは新型コロナウイルスの影響が見通せず非開示としたが、テレワークや医療機関のオンライン化などデジタル活用の急速な広がりに加え、サイバー攻撃によるリスクの高まりがビジネス拡大の追い風となることが期待されている。
出所:MINKABU PRESS
1日に上方修正した数値とほぼ同じ内容での着地となった。継続的なセキュリティー投資需要の高まりを背景に、情報基盤事業でセキュリティー関連製品の受注が大きく伸びた。また、アプリケーション・サービス事業では医療分野やCRM分野が好調だったほか、事業構造改革が進展したことも業績拡大に貢献した。21年3月期の業績見通しは新型コロナウイルスの影響が見通せず非開示としたが、テレワークや医療機関のオンライン化などデジタル活用の急速な広がりに加え、サイバー攻撃によるリスクの高まりがビジネス拡大の追い風となることが期待されている。
出所:MINKABU PRESS