オリックスは3日ぶり急反発、国内大手証券は「1」を継続
オリックス<8591>が3日ぶりに急反発。SMBC日興証券は7日、同社株の投資評価「1」を継続した。目標株価は1990円(従来2240円)とした。同証券では20年3月期の純利益を3019億円から3020億円に微修正し、21年3月期の同利益は3166億円から2219億円に、22年3月期は3359億円から3041億円に下方修正した。21日に決算発表を予定していることから、暫定的な予想としている。同社の株価は2月21日から5月1日まで34.6%下落し同期間のTOPIXの下落率(14.5%)を大きく上回った。航空機リースや空港事業での展開が懸念されたが、同証券では「PBRが0.53倍(1日時点)となる株価水準には割安感がある」と指摘。株式・不動産市場の混乱は厚い資本・流動性を有する同社株にとって投資の好機となるとみている。
出所:MINKABU PRESS
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