ヴィスコがS高カイ気配、1案件当たり販売単価上昇で20年3月期業績は営業利益が計画上振れ
ヴィスコ・テクノロジーズ<6698>は朝方から買いが集中し、ストップ高の1038円水準でカイ気配となっている。20日の取引終了後、集計中の20年3月期の連結業績について、営業利益が3億6000万円から4億6000万円(前期比15.3%減)へ、純利益が2億3000万円から3億円(同26.1%減)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。
米中貿易摩擦などの影響で主要取引先である電子部品メーカーや半導体メーカーの設備投資への慎重な姿勢が続いたことで、売上高は35億円から34億7000万円(同2.7%減)へやや下振れたものの、1案件当たりの販売単価の上昇に伴い売上総利益率が向上したことが利益を押し上げた。また、開発部門におけるテーマの精査による開発効率化などの経費の抑制に努めたことも寄与した。
出所:MINKABU PRESS
米中貿易摩擦などの影響で主要取引先である電子部品メーカーや半導体メーカーの設備投資への慎重な姿勢が続いたことで、売上高は35億円から34億7000万円(同2.7%減)へやや下振れたものの、1案件当たりの販売単価の上昇に伴い売上総利益率が向上したことが利益を押し上げた。また、開発部門におけるテーマの精査による開発効率化などの経費の抑制に努めたことも寄与した。
出所:MINKABU PRESS