田中化研が急落、中国市場減速で第3四半期は営業赤字
田中化学研究所<4080>が急落している。前週末7日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を320億円から200億円(前期比38.7%減)へ、営業損益を2億2000万円の黒字から11億円の赤字(前期4億9400万円の赤字)へ、最終損益を1億7000万円の黒字から14億円の赤字(同5億2400万円の赤字)へ下方修正しており、これが嫌気されている。
車載向けで主要顧客からの仕様変更対応に時間を要したことに加え、中国市場の急減速で生産調整を行っていることが響いた。また、民生用途でも最終製品の需要が減少していることや、顧客からの要求で価格対応を余儀なくされていることも響いたとしている。
なお、第3四半期累計(19年4~12月)決算は、売上高154億8700万円(前年同期比39.8%減)、営業利益7億6300万円の赤字(同9800万円の黒字)、最終損益9億1300万円の赤字(同8100万円の黒字)だった。
出所:MINKABU PRESS
車載向けで主要顧客からの仕様変更対応に時間を要したことに加え、中国市場の急減速で生産調整を行っていることが響いた。また、民生用途でも最終製品の需要が減少していることや、顧客からの要求で価格対応を余儀なくされていることも響いたとしている。
なお、第3四半期累計(19年4~12月)決算は、売上高154億8700万円(前年同期比39.8%減)、営業利益7億6300万円の赤字(同9800万円の黒字)、最終損益9億1300万円の赤字(同8100万円の黒字)だった。
出所:MINKABU PRESS