トリケミカルが一時10%安、第3四半期業績モメンタムの悪化を嫌気
トリケミカル研究所<4369>は5日ぶりに反落。株価は一時、前週末比10%安の7780円に売られた。同社が29日取引終了後に発表した20年1月期第3四半期(2~10月)累計の連結決算は、売上高が前年同期比5.8%増の61億1500万円、経常利益が同27.5%増の26億5100万円、最終利益が同32.4%増の20億6300万円と順調だった。ただ、第3四半期のみ(8~10月)でみた場合、経常利益は前年同期比5.4%減となる。
同社は半導体及び太陽電池向け化学薬品メーカーで、少量多品種路線で利益率を維持しながら東アジア向けが牽引する形で業容拡大している。株価が年初から右肩上がりの上昇を継続してきただけに、目先業績モメンタムの悪化が利益確定売りを誘う格好となった。
出所:MINKABU PRESS
同社は半導体及び太陽電池向け化学薬品メーカーで、少量多品種路線で利益率を維持しながら東アジア向けが牽引する形で業容拡大している。株価が年初から右肩上がりの上昇を継続してきただけに、目先業績モメンタムの悪化が利益確定売りを誘う格好となった。
出所:MINKABU PRESS