ワールドが買い気配、今期の税引き前最高益予想を13%上乗せ、配当も3円増額
ワールド <3612> が買い気配でスタート。6日大引け後に発表した20年3月期上期(4-9月)の連結税引き前利益が前年同期比46.6%増の75.6億円に拡大し、従来予想の56.6億円を上回って着地したことが買い材料視された。
主力のブランド事業でITを活用した在庫管理や売価変更の精度向上が奏功し、採算が改善したことが寄与。経費抑制を継続したことに加え、神戸レザークロスの買収に伴う負ののれん発生益の計上も利益を押し上げた。併せて、通期の同利益を従来予想の152億円→171億円に12.5%上方修正し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の69円→72円(前期は50円)に増額修正したことも評価材料となった。なお、同時に発表した10月の国内既存店売上高は前年同月比12.7%減と3ヵ月ぶりに前年割れとなった。
株探ニュース
主力のブランド事業でITを活用した在庫管理や売価変更の精度向上が奏功し、採算が改善したことが寄与。経費抑制を継続したことに加え、神戸レザークロスの買収に伴う負ののれん発生益の計上も利益を押し上げた。併せて、通期の同利益を従来予想の152億円→171億円に12.5%上方修正し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の69円→72円(前期は50円)に増額修正したことも評価材料となった。なお、同時に発表した10月の国内既存店売上高は前年同月比12.7%減と3ヵ月ぶりに前年割れとなった。
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