ライトオンはウリ気配、今8月期業績の営業赤字転落を嫌気
ライトオン<7445>がウリ気配。28日の取引終了後、19年8月期業績予想の下方修正と減配を発表したことが嫌気された。売上高は770億円から745億円(前期比6.7%減)に見直したほか、営業損益は1億円の黒字から26億円の赤字(前期は12億200万円の黒字)に修正した。最終損益は16億5000万円の赤字から53億円の赤字(同4億5700万円の黒字)に見直した。最大の商戦であるゴールデンウィークの販売が苦戦し売上高見通しが大幅に悪化した。また、前年から持ち越した商品群など販売不振商品の夏のバーゲンでの販売計画を見直したため売上総利益率が想定に比べ大幅に低下する見通しだ。この業績悪化を受け10円を予定していた期末配当の実施を見送る。このため今期の年間配当は10円(前期比10円減)となる。さらに、業績の悪化に伴い複数の金融機関と締結しているシンジケートローン契約などに関する財務制限条項にも抵触する見込みだ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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