カチタス続伸、地方活性化の国策も収益成長に支援材料
カチタス<8919>が続伸、朝方に6%を超える上昇をみせ3700円近辺まで上値を伸ばす場面があった。株価は今月1日に3900円の年初来高値をつけた後、調整局面に入ったが、75日移動平均線との上方カイ離を解消した18日を境に戻り足に転じ、きょうは25日移動平均線を一時上回るなど上昇トレンド再転換を示唆している。同社は中古住宅の買い取り・再販を手掛け、戸建てリノベーション販売では業界トップ。特に地方での一次取得者層向けの需要開拓を進め、業績に反映させている。営業利益は18年3月期に47%増益を達成、19年3月期も15%増益と2ケタ成長見込みだが、第3四半期時点での進捗率を考慮すると上振れて着地した可能性もある。政府は、東京圏への人口集中が続くなか、地方活性化を国策として後押ししており、同社の収益モデルにはフォローの風となりそうだ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
最終更新日:2019年04月24日 11時28分
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
最終更新日:2019年04月24日 11時28分