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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4435 カオナビ

東証G
1,903円
前日比
+56
+3.03%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
8.92 8.69
時価総額 221億円
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個人投資家兜町放浪記:消費税増税は株式投資のチャンス【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家兜町放浪記氏(ブログ「兜町放浪記」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2019年4月22日9時に執筆

新年度入りした東京株式市場は円相場で112円台に接近する円安傾向が下支えとなって主力株を中心に売り込みづらい雰囲気が高まりつつある。懸案の米中貿易協議についても、双方がここで決裂をして世界の金融市場を混乱させ、リセッションの引き鉄を引いても得をしないことを理解しているはずだと考えている。

国内では新元号発表から5月の天皇即位儀礼と慶事の準備期間に入っている。政治的には悪い出来事を出来るだけ回避するよう徹底して気を配っているのではないだろうか。消費税増税延期論もそのひとつではないかと考えるので、10月実施は揺るぎないだろうと思う。

この消費税増税の政策は外国人投資家にとってはわかりやすい円売り材料だ。個人消費にとって100%マイナスに働くことは誰も異論を挟まないし、増税を控える日本では投機的な円買いはハイリスクに映るだろう。年初に発生した一時的な円高クラッシュ(104円台突入)もほぼ修正された水準まで戻してきた。

「円高・株安/円安・株高」を想起することは日本人投資家の間では最も優位な条件反射になってしまった。その思考と投資行動は簡単に崩れることはないだろう。過去3回の消費税増税実施後の半年間は、株価がいずれもそれをきっかけに上昇している点は興味深い。その要因は外人が日本経済の下振れを材料に円を売るスタンスに転じるからだ。

私は過去の壮大な実験結果が今回も当てはまると考えている。つまり、消費税増税後、株価は押し上がる(期間限定ながら)、と考える。常識の裏目をつく株式市場の面目躍如である。NY株の大揺れにはお付き合いするものの、日本株は消費増税実施以降に上値を取りに行くと予想している。

直近の個別株については、全体相場の落ち着きを歓迎する流れから、主力銘柄から中小型株ともにバランスよく買われる展開がありそうだ。個別テーマとして5G関連、働き方改革関連、創薬ベンチャー関連、ゲーム関連をマークしたい。ここでは以下の銘柄に注目したい。

イーソル<4420>・・・収益面では売上・経常益とも過去最高予想となっている。直近では任天堂<7974>関連株が物色されており、同社製品がニンテンドースイッチに採用されていることから注目したい。

識学<7049>・・・直近IPO銘柄(2月22日上場)のひとつ。5月末に1株につき3株の割合で株式分割を予定しており流動性向上を好感した買い物が株価を押し上げている。業績推移も良好で中長期でじっくり取り組みたい銘柄だ。

カオナビ<4435>・・・営業赤字継続ながらビジネスモデルの斬新性に市場での人気が高い。上場から日が浅く、上値にシコリ感がないことから需給面で短期資金を引き受けそうな銘柄。


執筆者名:兜町放浪記
ブログ名:兜町放浪記

《SF》

 提供:フィスコ

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