キャンバスがS高、CBP501の膵臓がん治療に期待
キャンバス<4575>がストップ高の874円に買われている。国立がん研究センターが9日に発表した02~05年にがんと診断された患者の10年後の生存率で、膵臓がんが5年生存率、10年生存率とも最も低かったとしている。同社では、現地時間の4月2日に行われた米国がん研究会議(AACR)年次総会で発表された、抗がん剤候補化合物CBP501のフェーズ1b臨床試験のデータで、多数の既治療歴のある症例において、膵臓がんで50%・胆管がんで50%の病勢コントロール率、さらに、免疫チェックポイント抗体単独で効果がないことがわかっているマイクロサテライト安定直腸大腸癌でも部分奏効1例という、有望な試験結果を報告したとしていることから、有望な膵臓がん治療薬になり得るとの期待が買いにつながっているようだ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
最終更新日:2019年04月10日 18時40分
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最終更新日:2019年04月10日 18時40分