レオパレス21が急反発、需給思惑錯綜のなか出来高は全市場ベースで群を抜く
レオパレス21<8848>が急反発、一時12.6%高で230円台まで水準を戻している。出来高は全市場ベースで群を抜いてトップとなっている。アパートの施工不良問題に伴う経営面への不安が株価を急落させたが、足もとは短期リバウンド狙いの買いが優勢となっている。米系ファンドなどが相次いで保有していた同社株について売却する動きをみせる一方、直近は国内大手証券が同社株を5%超保有することが判明(証券業務による保有)、株式需給面での思惑が錯綜している。ただ、これまでの下落率を考えると戻り足の鈍さは否めない。日証金が22日付で貸株利用など貸借取引で注意喚起銘柄に指定、取引規制の動きも上値を重くしているようだ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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