<注目銘柄>=ユーザベース、既存事業の成長加速で今期97%増収へ
ユーザベース<3966>は10月30日安値2009円を起点に再騰機運を強めている。
11月8日に発表した第3四半期連結決算は、売上高54億3100万円(前年同期比71%増)、経常損益1億4000万円の赤字(前年同期4億4500万円の黒字)だった。既存事業の「SPEEDA」「NewsPicks」の成長が加速し売上高が大きく伸長。ただ、7月に買収した米国のクォーツ・メディアをはじめとする新規事業が投資フェーズにあることから、減益を余儀なくされた。
18年12月期通期では、引き続き既存事業の好調が見込まれるほか、クォーツ社の広告収入が第4四半期に偏重して計上される。これにより、売上高をそれまでの88億5000万円~91億5000万円のほぼ中間である90億円(前期比97%増)へ、経常利益はそれまでの3000万円~4億円予想からレンジ上限近くの3億5000万円(同32%減)に修正している。
さらに、entrepedia(アントレペディア)事業、FORCAS(フォーカス)事業はまだ投資ステージにあるものの、今後既存事業とのクロスセルやアップセルが顕在化してくることが想定され、今後は新規事業への期待も株価推移に貢献しそうだ。(温羅)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
11月8日に発表した第3四半期連結決算は、売上高54億3100万円(前年同期比71%増)、経常損益1億4000万円の赤字(前年同期4億4500万円の黒字)だった。既存事業の「SPEEDA」「NewsPicks」の成長が加速し売上高が大きく伸長。ただ、7月に買収した米国のクォーツ・メディアをはじめとする新規事業が投資フェーズにあることから、減益を余儀なくされた。
18年12月期通期では、引き続き既存事業の好調が見込まれるほか、クォーツ社の広告収入が第4四半期に偏重して計上される。これにより、売上高をそれまでの88億5000万円~91億5000万円のほぼ中間である90億円(前期比97%増)へ、経常利益はそれまでの3000万円~4億円予想からレンジ上限近くの3億5000万円(同32%減)に修正している。
さらに、entrepedia(アントレペディア)事業、FORCAS(フォーカス)事業はまだ投資ステージにあるものの、今後既存事業とのクロスセルやアップセルが顕在化してくることが想定され、今後は新規事業への期待も株価推移に貢献しそうだ。(温羅)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)