山王は大幅反落、18年7月期業績は計画上回って着地も材料出尽くし感
山王<3441>が大幅反落。14日の取引終了後に発表した18年7月期連結決算は、売上高83億8000万円(前の期比14.5%増)、営業利益1億2900万円(同15.6倍)、純利益4400万円(同35.3%減)となり、従来予想の営業利益9000万円を大きく上回って着地したが、株価は直近で急上昇しており、材料出尽くし感から利益確定売りが出ているようだ。
業績上振れは、車載・産業機器向け市場を中心に受注が堅調に推移したほか、通信・民生品分野での高速伝送に対応した新製品の需要を取り込むために、積極的な営業活動を行ったことが寄与した。また、上期に歩留まりが悪化したフィリピンを中心に生産性の向上を図ったことも奏功した。
なお、19年7月期業績予想は、引き続き自動車部品の電子化や工場のIoT化の進展に伴い車載・産機関連の部品需要が拡大基調にあることから、売上高85億円(前期比1.4%増)、営業利益1億8000万円(同39.3%増)、純利益は1億3000万円(同3.0倍)を見込んでいる。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
業績上振れは、車載・産業機器向け市場を中心に受注が堅調に推移したほか、通信・民生品分野での高速伝送に対応した新製品の需要を取り込むために、積極的な営業活動を行ったことが寄与した。また、上期に歩留まりが悪化したフィリピンを中心に生産性の向上を図ったことも奏功した。
なお、19年7月期業績予想は、引き続き自動車部品の電子化や工場のIoT化の進展に伴い車載・産機関連の部品需要が拡大基調にあることから、売上高85億円(前期比1.4%増)、営業利益1億8000万円(同39.3%増)、純利益は1億3000万円(同3.0倍)を見込んでいる。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)