テリロジーが3連騰で12年ぶり高値圏快走、米中間選挙接近でサイバーセキュリティー関連への物色人気継続
テリロジー<3356>が3日続伸で連日の年初来高値更新、12年ぶりの高値圏を快走している。米中間選挙が迫るなか、トランプ米政権はサイバー攻撃を未然に防ぐための対策に注力姿勢を強めている。中国が他国への“サイバー政治介入”に向けた動きも観測されるなど、世界的にサイバーセキュリティー分野への注目度が高まっている。日本では、内閣官房が19年度の概算要求額を前年度当初予算比で20%増額する方針にある。これは2020年の東京五輪を見据えたサイバーセキュリティー強化に伴う経費が反映されたもの。官民を挙げてのサイバー攻撃対策では、セキュリティー関連製品などを輸入販売し、標的型攻撃の対策ソリューションなどで優位性を持つテリロジーの活躍余地が大きい。株主構成の動向にも注目が集まっていたが、直近はゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーなど大手外資系証券が大株主として浮上している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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