大泉製が大幅高で戻り高値更新、中国EV市場開拓の思惑が株価刺激
大泉製作所<6618>が大幅高で4ケタ大台を回復。7月30日ザラ場につけた戻り高値972円を上抜き新波動入りとなっている。世界的に電気自動車(EV)シフトの動きが強まるなか、日本企業は中国との連携を強める方向にあり、直近では伊藤忠商事<8001>が中国EVメーカーへの出資を発表し株価を動意させている。また、急速充電規格の普及に際しても中国と足並みを揃える方向で日中の業界団体は動いている。そのなか、2次電池用温度センサーを展開する同社への注目度も高まっている。業績も足もと好調に推移しており、車載用温度センサーが業績を牽引、18年4~6月期最終利益は1億5800万円と前年同期比で46%増の高い伸びを示している。通期最終利益4億1000万円に対する進捗率も約4割に達し、上振れ期待も株価上昇の背景にある。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)