アンジェスはウリ気配の後切り返す、今12月期赤字幅拡大も遺伝子治療薬に期待
アンジェス<4563>が続伸。寄り付きはウリ気配で始まり、始値は前日比18円安の451円と反落スタートとなったが、その後プラス圏に切り返した。同社は27日取引終了後、18年12月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を3億6500万円から6億円(前期比64.4%増)へ、営業損益を25億円の赤字から31億円の赤字(前期32億8800万円の赤字)へ、最終損益を25億円の赤字から31億円の赤字(同37億6400万円の赤字)へ修正しており、これを嫌気して売りが先行したが、足もとの業績悪は事前に織り込まれていた部分もあり押し目買いが優勢となった。同社が承認申請中の遺伝子治療薬「コラテジェン」が年内にも承認される見通しにあることで、これが株価上昇の思惑材料となっている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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