オプティム---1Qは売上高が21.2%増、過去最高売上達成に向けて好調に推移
オプティム<3694>は13日、2019年3月期第1四半期(2018年4月-6月)決算を発表した。売上高が前年同期比21.2%増の10.51億円、営業損失が1.96億円(前年同期は1.35億円の利益)、経常損失が1.97億円(同1.33億円の利益)、当期純損失が1.47億円(同0.76億円の利益)となった。
第1四半期はAI・IoT・Robot分野において、積極的な事業展開および研究開発投資を行い、プラットフォームサービスの「OPTiM Cloud IoT OS」と各種サービスの機能を拡充、各業種のニーズに見合う機能を実装させるため開発投資を集中させている。農業、医療分野においてもアライアンスパートナーの獲得のため、各種コンベンションへの出展、Webメディアの開設を行った。
積極投資を支える既存事業の中心である「Optimal Biz」についても、バージョンアップにより新たにiOS端末にアプリの設定を配布する機能に対応し、様々なモバイルアプリとの連携が可能になるなど、性能・利便性を高めており、既存のサービスは引き続き堅調に推移している。
売上構造は、ストック型のライセンス収入で月額課金による売上が中心となっていること及びフロー型のカスタマイズ売上の検収時期が下期に集中する傾向があるため、下期偏重となっており、第1四半期の進捗状況としては、売上・利益ともに計画通りであり、通期着地予想の当初計画からの変更はない。
2019年3月通期の業績予想については、売上高が前期比20.2%増の50.60億円、営業利益が同99.8%減の0.01億円~同149.2%増の10.00億円、経常利益が同99.8%減の0.01億円~同147.0%増の10.00億円、当期純利益が99.9%減の0億円~同36.9%増の6.20億円とする期初計画を据え置いている。
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提供:フィスコ