リコー<
7752>が大幅高、主力輸出株に逆風が強いなかで上値追い加速、マドを開けて1000円台前半のもみ合いを上抜けてきた。同社が27日取引終了後に発表した19年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高は4909億4000万円(前年同期比0.3%減)と微減だったものの、営業利益は197億1200万円(同4.1%増)と増益を確保した。これは事前の市場コンセンサスを大きく上回るもので、これを好感する形で買いが優勢となった。空売りの買い戻しも入っているとみられる。販管費縮小などの合理化効果に加え、採算重視の受注戦略が功を奏している。
出所:
みんなの株式(minkabu PRESS)