シミックＨＤが急反騰、新薬臨床試験が好調で４～６月期営業利益３７％増

　シミックホールディングス<2309>が急反騰で東証１部値上がり率上位に食い込んだ。一時１１％高の２３８４円まで上値を伸ばし、上値のフシとして意識された６月２２日の戻り高値２３９０円を目前に捉えている。同社は臨床試験支援大手で製薬会社向けに新薬の臨床試験受託ビジネスが絶好調に推移している。同社は２７日取引終了後、１８年９月期第３四半期累計（１７年１０月～１８年６月）の連結決算を発表。売上高は５１６億２４００万円（前年同期比７．６％増）、営業利益は４０億１６００万円（同３７．４％増）、最終利益は１２億２９００万円（同１９．９％増）と高水準の伸びを見込んでおり、これが大きく好感された。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）