ファナック<
6954>が一時800円高に買われたほか、安川電機<
6506>も買い優勢の展開で3700円台を回復してきた。ここ、米中貿易摩擦懸念から中国関連銘柄には逆風が強かったが、足もと空売りの買い戻しを絡めて切り返しに転じている。市場では「中国の景気減速懸念がいわれるなか、その対策として中国政府がテコ入れ政策を打ち出すとの思惑が働いている。こちらにはまだはっきりとした動きは伝わっていないが、現地では既にそれを織り込む形で株式市場に資金が流入しており、東京市場もこの流れに追随する動きとなっている」(準大手証券ストラテジスト)という。
出所:
みんなの株式(minkabu PRESS)