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3150 グリムス

東証P
2,685円
前日比
+23
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PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
14.4 4.28 2.12 4.78
時価総額 639億円
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グリムス---18年3月期は13期連続の増収、各利益も3期連続の過去最高益を達成


グリムス<3150>は15日、2018年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比26.3%増の89.80億円、営業利益が同35.5%増の10.18億円、経常利益が同37.1%増の11.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同39.0%増の7.03億円となった。売上高は会社設立以来13期連続の増収、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益については、3期連続の過去最高益の更新を達成している。

エネルギーコストソリューション事業の売上高は前期比20.0%増の40.37億円、セグメント利益は同27.9%増の12.23億円となった。業務用エアコン・冷凍機・コンプレッサーなどの各種省エネ設備のセット販売やクロスセル、電力料金の削減を目的とした電力の取次手数料が好調に推移した。

スマートハウスプロジェクト事業の売上高は前期比4.0%減の35.33億円、セグメント利益は同6.0%減の2.20億円となった。ハウスメーカーとの提携販売やVPPの活用といった多様な販売手法を積極的に推進した。提携販売は好調に推移し、塗装・リフォームなど外注工事は堅調に推移したが、売電価格の低下等の要因により、住宅用太陽光発電システム・蓄電池に関連する売上は減少した。メガソーラー2基を中心とする太陽光発電所による売電収益は、ストック収益として安定的な収益基盤となっている。

小売電気事業の売上高は13.88億円(前期の売上高は0.03億円)、セグメント利益は0.36億円(前期は0.51億円の損失)となった。負荷率(最大電力に対する平均電力の比率)が低く電力料金の削減余地が高いエネルギーコストソリューション事業の既存顧客を主な対象として電力の小売を推進し、約80%といった高い成約率をもとに順調に収益を伸ばした。また、電力の調達コストも安定的に推移しており、順調に利益を伸ばした。

2019年3月期通期の連結通期業績については、売上高が前期比28.2%増の115.12億円、営業利益が同25.0%増の12.73億円、経常利益が同22.7%増の13.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同20.9%増の8.50億円としている。

《MW》

 提供:フィスコ

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